【NAGINOKI NIGHT★イベントレポート】2025年11月「住京蒲鉾店」老舗の技と、未来をつくるアイデアが交差した熱い夜
2025.12.6 #イベントレポート

いつもなぎの木通信をお読みいただき、誠にありがとうございます。

11月27日(木)、第4回目となる★NAGINOKI NIGHT★を開催いたしました。 今回は、江津で明治40年から続く老舗「住京蒲鉾店」の4代目社長、金村雅之氏をゲストにお迎えし、総勢28名で“蒲鉾(カマボコ)”を囲み、語り合う夜となりました。

笑いあり、真剣なビジネス談義あり、そしてまさかの新商品誕生の予感あり!? 熱気に包まれた当日の様子をレポートします。

県外からの参加者も!広がる「なぎの木」の輪

当日は、20代から60代まで幅広い世代の方々にご参加いただきました。 江津市内・大田市以東の方はもちろん、中には「キャリアブレイク中で島根に滞在している」という大阪からのペア参加も!

スタート直後の自己紹介タイムから、会場はすでに温かい雰囲気。あちこちで自然と会話が弾んでいました。 また今回は、小さなお子様連れでのご参加もありました。目の届く場所にキッズスペースがあるため、パパ・ママも安心して交流を楽しんでいただくことができました。

創業者の想いと「水五則」

前半は、住京蒲鉾店の美味しい蒲鉾を味わいながら、金村社長のトークライブ。 住京蒲鉾店の店名の由来や、金村社長が大切にしている「水五則(みずごそく)」という教えについて伺いました。
水五則は、日本の著名経営者も大切にしている考えですので、ぜひ気になる方はお調べください。

特に印象深かったのは、価格決定に関するお話。「相場ではなく、自信を持って価値を決める」という金村社長の実直な経営哲学に参加者一同が大きく頷いていました。 また、金村社長は夕日を見るのがお好きだそうで、「朝日の伊勢に対し、島根は日が沈む聖地」という言葉からは、深い郷土愛が感じられました。

チーム対抗クイズで大盛り上がり

続いて行われたのは、テーブルごとのチーム対抗「蒲鉾&なぎの木クイズ」。 「蒲鉾の原料にならない魚は?」「なぎの木マーケットで一番売れている日本酒は?」など、難問・珍問に各チームが相談しながら挑戦! ちなみに日本酒の問題は、なんと正解者ゼロという波乱の展開に(笑)。チームで頭をひねることで、初対面同士の距離がグッと縮まりました。

まさかのコラボ実現!?白熱のアイデア会議

イベントの後半は、蒲鉾を使った新商品のアイデア出しワークショップ。 今回も自由な発想が次々と飛び出しました。

  • 「バットかまぼこ」(マツダスタジアムの肉巻きをヒントに!)
  • 「高タンパク・低脂質のダイエット蒲鉾」
  • 「島根県の形をした蒲鉾」
  • 「コーヒーとのマリアージュ」

なかでも金村社長の心に一番響いたのは……「ホットドッグのソーセージを蒲鉾にした『カマボコドッグ』」! 会場では、「それならソーセージの代わりに、なぎの木でも扱う『まる姫ポーク』とコラボしたら面白いのでは?」という具体的な話まで飛び出し、地域の事業者同士がつながる化学反応が起きた瞬間でした。

参加者皆様からの声

「金村社長の明るい人柄に惹かれて、直前に予約しました」 「普段出会えない業種の方と話せて、刺激になった」 「肩肘張らずに参加できる、楽しい場所だと感じた」

終了後の交流タイムも話は尽きず、まるで「石見を愛する人たちの決起集会」のような熱気。 なぎの木NIGHTは、単なる勉強会ではなく、「ここに来れば、誰かとつながれる」というコミュニティの場として育ちつつあります。

次回のお知らせ

回を重ねるごとに、地域の輪が広がっている「なぎの木NIGHT」。 次回も、石見エリアの魅力的なゲストをお迎えして開催予定です。

お一人様でも、お子様連れでも、県外の方でも大歓迎。 美味しい食と楽しい会話をご用意して、なぎの木テラスでお待ちしております!

📅 なぎの木NIGHT Vol.5 詳細が決まり次第、SNS・公式サイトでご案内いたします。 ぜひチェックしてくださいね!

次回のイベントでまたお会いしましょう。

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